はじめに
ここでは、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の3つの通貨ペアについて日足チャートを元にテクニカル分析を行っています。 トレードとしては、スイングトレードが適しているスタイルです。
分析における注意点は、
通貨ペアの状況を3つのステージに分けて判断しているということです。
具体的には、次の3つです。
- 次のレンジ形成に向けた動き
- レンジ相場
- レンジブレイクでシグナルが点灯
そして、目標値を達成すると(シグナルが消灯となると)、再び、1のステージへと移行します。つまり、チャートは、1→2→3→1→2→3……と繰り返していると見てください。
では、これを踏まえて、本日の状況をご確認ください。
本日の見通し
ユーロ円が売りシグナル点灯中です。
具体的な各通貨ペアの状況をご覧ください。
ドル円
ドル円は、今週末の時点で107.60円台となっています。
これまで、”売りシグナルが点灯”し、目標値として106.90円台が算出されていましたが、先週末は上昇見せましたね。
振り返ると、107.20円台まで下げて、目標値まであと30銭のところで、下降の勢いが止まることとなりました。
今後は、もし再び円高に進むようですと、106円台前半を目指す可能性はありますが、しばらくは様子見となります。
ユーロドル
ユーロドルは、今週末の時点で1.1220ドル台となっています。
現在は、”レンジ相場”との判断です。
レンジの上値は、1.12ドル台後半
レンジの下値は、1.12ドル台前半
です。
レンジの下値に接近しています。
もしこのままレンジの下値を割れてくるようですと、売りシグナルが点灯となり、目標値1.09ドル台前半が算出されます。
注目しましょう。
ユーロ円
ユーロ円は、今週末の時点で120.80円台となってます。
現在は、”売りシグナルが点灯”との判断です。
算出された目標値は、118円台前半です。
シグナルが消灯するラインとしては、121円台半ば。この水準まで上昇するようですと、売りシグナルが一旦消灯することになりますので、注意しましょう。